オンラインストアの進化に伴い、限定商品や人気商品の販売方法も多様化しています。特に、公平性と効率性を両立させる抽選販売の需要が高まっており、Shopifyプラットフォーム上で抽選販売を実現するShopifyアプリが注目を集めています。本記事では、抽選販売を実現する「Raffle 315」と、ネイティブアプリを構築できる「Appify」という2つの革新的なアプリをご紹介します。
抽選販売とは
抽選販売は、購入希望者は抽選に事前応募し、ランダムな抽選によって当選者のみ商品を購入できる販売手法です。抽選販売は、数量販売商品(および、サービス)を公平に提供する効果的な方法で、特に需要が高い商品や特定のファン層を持つブランドの商品の販売に有効です。
Shopifyで抽選販売を行うメリットは、下記3つ存在します。
- 公平な購入機会の提供
- ブランドイメージの向上
- 顧客データの収集
抽選販売のメリットやShopifyアプリを利用しない方法などは、以下の参考記事をご参照ください。
Shopifyで抽選販売を実施する方法|メリットやデメリットも紹介
抽選販売を可能にするShopifyアプリ 2選
Raffle315
画像引用:Shopify app store
Raffle 315は、人気商品の抽選販売を簡単に実現できるアプリです。購入希望者からの申し込みを無制限に受け付け、その中からランダムに当選者を選び出すことが可能です。また、特定の顧客を指定して当選させることもできます。
当選者には購入用のメールが送信され、ストアで設定した決済方法を通じてスムーズに購入できます。一方で、当選しなかった顧客には落選通知を自動で送信できるため、公正な抽選プロセスを提供します。また、抽選販売を活用することで過受注のリスクも防ぎ、在庫管理が容易になります。
Raffle315の料金プラン
月額299ドル + 取引手数料1.5%
Appify
画像引用:Shopify app store
Appifyは、iOSとAndroid対応のネイティブアプリを簡単に構築できるShopifyアプリです。コーディング不要で、最短1.5ヶ月でネイティブアプリの提供が可能です。
初期コストは無料で、月額15万円から始められます。Shopifyで作成した顧客セグメントを活用し、無制限にプッシュ通知を配信できます。また、モバイルアプリは実店舗での会員証としても機能し、Shopifyと顧客情報を一元化します。さらに、人気商品の抽選販売やモバイルアプリ限定商品を提供することで、ロイヤルティの高い顧客を獲得できます。
Appifyの料金プラン
ベーシック(年間契約) 年額 12,000ドル エンタープライズ(年間契約)年額24,000ドル
最後に
抽選販売は、限定商品や人気商品を公平に提供する効果的な販売方法の1つです。Shopifyストアで抽選販売を実施するうえで役立つShopifyアプリとして「Raffle 315」と「Appify」があります。これらのアプリを活用することで、オンラインストアの価値を高め、より強固な顧客基盤を築くことができます。
最後に、以下のブログ記事では、抽選販売以外にも限定商品や人気商品を販売するのに役立つ個数制限の実施方法を紹介しています。ご参考にしてしてください。